しゃーわせ

「いま、しゃーわせになるためになにかしてる?」
「しゃーわせ? うーん。朝起きて、ご飯食べて、働いて、寝ての繰り返しかな」
「そうじゃなくて。しゃーわせでい続けるためにしてること。なんでもいいから!」
「うーん? 本読んだりとか、そういうこと?」
「健康でいるために運動するとか、彼氏げっとするためになにかしてるとか、給料あっぷのためにしてることとか。夜ぐっすり寝るためにしてることとか、日中ご機嫌に過ごすためにしてることとか」
「うーん、特にないかな。ほんと仕事してばたんきゅーよ」
「いまが幸せなのかもね。でも、きちんとしゃーわせについて考えないとダメよ。いつまでも今のままなんて、ぜったい有り得ないんだから」
「うーん、映画観にいくのは好きかな。音楽聞くとか。そうすりゃ一週間はご機嫌よ」
「なにかして、し続けないとダメよ。臨機応変にね。いざという時、働かない頭じゃ仕方ないのよ。何か起きて慌てたって何も出てこないのよ。普段から考え続けることよ」
「うーん、よくわかんないよ」
「あんたにとって、幸せってなんなのか! ってことよ。それに敏感になり続けて、向かう方向に進み続けないと、幸せなんて維持できないのよ。もしそうしてないのに幸せなのなら、たまたまなのよ」
「うーん。まぁずっと今のままじゃいられないってのはわかるけど」
「やった努力はすべて報われた、ってほどに考え尽くして、いろんなやり方でやり続けないと、幸せにはなれないんだよ、きっと」
「しゃーわせねぇ」

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