これからの事

 退場する人。登場する人。──何もしない人。
 退化する人。進歩する人。──何も変わらない人。
 うつうつな人。わくわくな人。──平常心な人。
 怒ってる人。楽しんでる人。──無感情な人。
***
 渦巻く気持ちは、さまざま。いくらでもできることはあって、でもそれを制限しているのは、たぶん自分自身に過ぎない。
 私はずっと「退場」してる人だったけれど、これからは「登場」できる。そのことの喜びを噛みしめてる。社会の中で生きるということを、思い出しつつある。そのことの恍惚と不安が再び。でも、きっと、不安以上に楽しいことはたくさんあって、なんとなく幸せに、なんとなく不幸せに、生きていくんだろう。それが良いって思う。
 私はこの数年で退化したとも進歩したとも何も変わってないとも言えると思う。社会に役に立つ能力は何一つ伸びていないが、自分にとって役に立つ能力は十二分に伸びたのだろう。そして、それは人によっては、何もしていないとも言えることだ。自分のしてきたことを活かしたいと思う。そのためにはどうしたら良いのか考える。きっとそうしたら、良い未来が待っているだろう。
 未来にずっと怯えてた。思考停止していたと思う。自分が作ってく未来を放棄していた。このままでいいんだと自分に言い聞かせていた。そしてその通りに過ごしてた。だけど、良いことも悪いことも自分で背負ってくんだと覚悟したら、悪いことを避け、良いことを選ぶという道を往くことができるのだ。それすらも放棄して、今のままでいることを選んだなら、私たちはみんな、どんどん悪い方へと進んでく。それは目に見えている。私はそう思う。
 良い気分はきっと良い行いの後に。好きなことの彼方にはきっと良い気分が。私はどんな気分でも生きることができる。でも、生きるのなら、良い気分でいたい。
 怒りを顕にしている人は自分の不安に怒っている。楽しんでいる人はその心の余裕が現れてる。自分の不安に目ざとい人でありたいし、いつも心に余裕を持っていたい。
***
 この世界は、悪いもんじゃないと思う。良いこともあるし、そうでもないこともあるってだけ。それは自分で選べるし、改善もできる。私は、良いほうに進んで行くことができる。自分の意思を持って、意識して、進んでいける。私はとても運が良かった。喜んでくれる人があって良かった。
 まだ、道はつづく。続けられるのだ。

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