ブログをどういうつもりで書いているか。

 ちょっと気になったんで、自分のブログ感みたいなものをまとめてみようと思う。何を考えて毎日書いているのかということも含めて。ほとんどブログというものを読まない人間の考えなので、たぶん一般的ではないし、いろんなことから外れた考えだと思うので、そういう類のツッコミはなしで。ブログでお金を稼ぎたいとか、人気ものになりたいという人の役にはびた一文立つ気がしません。ただわたしが何を考えてブログを書いているのかっていうのをダラダラ書きます。
 一つのブログ記事を気に入って欲しいとはあんまり考えてないんです。ブログを全体として気に入って欲しいと思ってる。この人だから、読みたいと思われたい。そのためにブログのデザインにはこだわってるつもりというか、ひと目見て、あぁ、あの人のブログね、とわかるようにしたいと思ってる。だから背景写真は自分で撮った空の写真を使ってて、あまり頻繁に変えたくない。スマホで見るとどういうふうに見えてるのか、すべてを知ろうとしてないけど、空の写真が出てるといいなと。そういう設定にしてるはず。
 とにかく一つのブログ記事を気に入ってもらうというよりも、わたしの書いた文章群を気に入って欲しいと思ってる。だから毎日書くし、今は忙しくて無理だけど、決まった時間に公開しようとしてる。この時間にアドレスを開くと更新してる、よし、読むゾ、となって欲しい。それが理想。つまり、単純にいえば、わたしが書く文章を気に入って欲しい、わたし自身を気に入って欲しいということなんじゃないかって思う。やや不遜だけど。
 だから友達や知ってる人、愛着のある人、興味のある人に読んでもらえるのはとてもうれしい。というかそのために書いていると思う。ブログで一旗揚げたいわけじゃないし、人気モノになりたいわけでもないし、お金を稼ぎたいわけでもない。そうしたいなら、そういう文章を書くし、そういういろんなことを採用すると思う。わたしはそうするつもりは全然ない。ただ書いていたい。
 ただ、今のところ、このブログを読んだら何か良いことがあるということはないから、定期的に読んでもらうとか、更新したら必ず読みます、という人はいないんじゃないかと思う。けっこうそこら辺はいい加減に思ってて、書きたいことを書きたいというのはある。自分の脳内整理と言うか、パソコンの前に座ったら何が出てくるんだろうという自分への期待みたいな気持ちもある。読んでもらえたらそりゃあうれしいし、リアクションがあったら更にうれしいし、それで人とつながれたら良いなとは思うけど、まぁ今の感じではその萌芽もないと思う。
 ブログ界(?)ではアイキャッチ的に画像を入れる風潮だけど、わたしはそれはしたことない。写真を見せたいなら、写真だけで一つの記事にすると思う。書いてることに関係有りげな抽象的な写真って、わたしが思うに、ブログ内での記事同士の差別化だと思うのだけど、つまりあの記事どこだ? って後から見る時に、あの画像の記事だ! ってなるためなのではないかと勝手に妄想しているのだけど、それはわたしのブログではしたくないと思ってる。そうするなら、引っかかってる言葉で検索してほしいし、それで充分だと思う。意味のない情報をなるべく載せたくない。印象を画像で操作することを良しとしない。たぶんみんな著作権フリーの画像を使ってるんだろうと想像してるけど、色んな意味で、自分とは無縁の画像を自分のブログに載せるのって、わたしは表現としてつまらないと思う。載せるのなら自分の撮った写真だし、抽象的な写真を載せたいとも思わない。言葉だけで勝負したいみたいな気持ちもあると思う。文章だけのブログなんて読む人今はいないんだろうけど、わたしはそうしたいのだ。
 記事をパッと見て文字で埋まってる感じにしたいとも思ってる。それは意識してる。たくさん改行してたくさんスクロールするのって、あまり好きじゃないというか、それがいわゆるブログの作法みたいになってるのだろうけど、言葉を読むのが好きで、苦にしない人以外は相手にしたくないみたいな変なこだわりがある。やや不遜。読むのが面倒くさいと思ってる人に無理して読んでもらう必要はないし、そういう人が避ける画面にしてる。それでも読み切れる人にこそ読んで欲しい。いわゆるテキストジャンキーのことを言ってる。流して読んで誤読されるよりも、しっかり読んで、何かを持ち帰って欲しいと。読解に耐える文章を書いているかはとりあえず置いておいて。
 そういう人を対象にしないと、書き手としての成長はないと思ってる。ブログを書くのがうまくなりたいというよりも、文章を書くのがうまくなりたいと思ってる。一行一行、一段落一段落、一記事一記事、毎日更新されるブログ全体として、うまくなりたい。というか基本的には本がベースなのだと思う。本の代わりというか。本が結局好きなのだ。
 そして一番の問題は、そうして書かれたブログが大して面白くないということだ。人を惹きつける魅力があるわけでもなし、ただ自分の思ったことをダラダラ書いているだけ。わたし自身に興味を持っている人でさえも読まないような文章群をわたしが書いてしまっているというのが、一番の問題。だけど、基本方針としては上に書いたような考えを持って書いている。それはこれからも変わらないと思う。問題は文章の質であり、そして普遍性を持った主題なのだろうと睨んでる。

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