習慣をいかに手に入れるか

「自分を変える習慣力」という本の一部抜粋およびまとめです。友達との勉強会で作った資料をもとに書きました。

 どうやったら習慣を作ることができるのか、ということが発端でこの本を読みました。本には、習慣を作っていく方法と、手に入れるとよい習慣そのものが書いてありますが、ここでは習慣をどうやったら手に入れることができるのか、ということをまとめます。

本当にしたいことはなんなのかを明確にする

その習慣を手に入れたら、したいことは何なのか? 

→そのしたいことができるようになったら、何をしたいのか? 

 →そのしたいことができるようになったら、、なんども繰り返し自問自答していく。

例えば、

朝早く起きる習慣を手にしたいとして、

 自分の時間を持ちたいから→具体的に何をしたいのか

 家族との時間を作るため→具体的に何をしたいのか

ダイエットをするとして、

 なぜ痩せたいのか→痩せてどうしたいのか? どうなりたいのか? 

これを達成したとき、

・どこにいるのか? 

・誰といるのか? 

・どんなことをしているのか? 

・その場で見えているものは何か? 

・どんな音が聞こえているか? 

・それをしているときどんな気持ちか? 

・そのときの体の感覚は?  

など、五感を駆使して具体的にイメージすること。自分と向き合うことが大事。

無理せずひとつずつ習慣化する

 意識してやることを無意識化したいので、なるべく意識すべきことは少ない方がいい。複数の習慣を一遍に手に入れようとしないこと。一つずつ習慣化していく方が良い。

知らない(意識していないし、できない)

知っている(意識しているが、できない)

できる(意識して、できる)

やってる(意識しないで、できる)

「やってる」レベルまで持っていくことを目指す。それが習慣化する、ということ。

潜在意識を変える

 意識には、顕在意識と潜在意識とある。顕在意識は認識しやすいが、習慣を司るのは潜在意識の方である。無意識にできるようにする、ということはそういうこと。

 例を挙げると、犬が怖い人は、一度犬に対して怖い思いが焼きつくと、どんな犬でも怖くなってしまう。

 潜在意識は、安心安全を満たしつつ、徐々に変えていくとよい。

そのためには、

頑張りすぎないこと。

 定期的にやる習慣において、気張ってやっていたら続かない。意思のスイッチを入れずにできるようになること。意思を消耗しないでそれをやるようにする。それをするに当たって、苦痛の感情を作らないことが大事。

定着させることをまずは目指す。

 快の感情と結びつける。続けることそのものが自信となる。例えば、まずはトレーニングする場所に行くことを習慣にする。靴を履くことを習慣にする。そして徐々にハードルを上げていく。300m走る習慣ができたら、次は800m、1km、3km、など。

ティッピングポイントまで続けること。

 続けてもあまり成長しないこともある。それでもある段階まで続けることでブレイクする。続けていくことで定着する。やり続けることで成果が出る。

オススメの習慣

 この本には、たくさんの習慣が載っています。そのうちの一つを書いておきます。

 普段やらないことをし続ける習慣。

例えば、

駅から家までいつもと違う道で帰る。

普段あまり喋らない人とランチする

エレベーターでなく階段を使う

 →刺激を与え続けることで、ニューロンを新しく結合させることができる。

快適領域を超えることにより、あなたの脳の性能はさらに上がる。

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